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【2026年最新】中小企業成長加速化補助金とは?売上100億円を目指す企業への支援を解説

「中小企業成長加速化補助金」は、将来の売上高100億円を目指して大きな投資に踏み出す中小企業を、国が後押しする補助金です。補助上限は5億円(2026年7月時点)と、中小企業向けの補助金の中でも特に規模が大きいのが特徴です。この記事では、制度の目的、対象になる企業の要件、補助金額と対象経費、これまでの公募の実績、申請の流れまでをわかりやすく解説します。

中小企業成長加速化補助金とは?制度の概要

中小企業成長加速化補助金は、将来の売上高100億円を目指して大胆な投資を行う中小企業の取り組みを支援する、中小企業庁の補助金です。事務局は中小企業基盤整備機構(中小機構)が務めています。工場や物流拠点の新設・増築、イノベーション創出に向けた設備の導入、自動化による生産性向上といった、事業を一段大きくするための投資が対象のイメージです。

多くの補助金が数百万円〜数千万円規模であるのに対し、この補助金は補助上限額が5億円(2026年7月時点)と桁違いに大きく、そのぶん対象となる企業や投資の規模にも高いハードルが設けられています。「地域の中堅企業へと成長したい」「売上100億円企業を本気で目指す」という企業向けの制度です。

ポイント

本記事は制度の一般的な解説です。補助金額・補助率・要件・スケジュールは公募の回ごとに変わる可能性があります。申請を検討する際は、必ず公式サイト(中小企業庁・事務局サイト)で最新の公募要領をご確認ください。

対象になる企業と主な要件

この補助金は、すべての中小企業が申請できるわけではありません。2026年7月時点で公表されている主な要件は次のとおりです。

  • 中小企業等経営強化法で定める中小企業者であること
  • 売上高が10億円以上100億円未満であること
  • 投資額が1億円以上であること(税抜。外注費・専門家経費を除く補助対象経費分)
  • 売上高100億円を目指す「100億宣言」を行い、申請時までにポータルサイトで公表されていること
  • 賃上げ要件などを満たす、今後5年程度の事業計画書を策定・実行すること

「100億宣言」とは

100億宣言とは、企業が「売上高100億円を目指す」というビジョンや成長戦略を宣言し、専用のポータルサイトで公表する取り組みです。この補助金では、申請時までに100億宣言が公表されていることが要件とされています(2026年7月時点)。宣言の作成には自社の現状分析や成長戦略の整理が必要になるため、申請を考えている場合は早めに準備を始めるのがおすすめです。

賃上げの要件

2026年7月時点の公開情報では、補助事業終了後3年間にわたり、対象事業に関わる従業員1人当たりの給与支給総額の年平均上昇率を4.5%以上とすることが求められています(2次公募からは役員を除く従業員が対象とされています)。補助金で投資して終わりではなく、その成長を従業員の給与に反映していく計画が前提になっている点は、必ず押さえておきましょう。

補助金額・補助率・対象経費(2026年7月時点)

2026年7月時点で公表されている補助金額・補助率と対象経費は次のとおりです。金額や区分は公募の回によって見直される可能性があるため、最新は公式サイトの公募要領で確認してください。

項目内容(2026年7月時点)
補助上限額5億円
補助率1/2
投資額の下限1億円以上(税抜。外注費・専門家経費を除く補助対象経費分)
補助対象経費建物費、機械装置等費、ソフトウェア費、外注費、専門家経費

対象経費に「建物費」が含まれているのが大きな特徴です。工場・倉庫・販売施設などの建設や増築、改修といった不動産関連の投資も対象にできるため、生産能力を大きく引き上げる設備投資と組み合わせた計画が立てやすくなっています。

公募スケジュールとこれまでの採択実績

この補助金は、締切を区切った公募方式で実施されています。1次公募の採択結果は2025年9月に発表され、有効申請1,270件に対して207者が補助金交付候補者として採択されました。書類審査に加えてプレゼンテーション審査も行われており、採択されるのは申請者の一部にとどまる、競争率の高い補助金です。

2次公募は2026年2月24日に申請受付が始まり、2026年3月26日に締め切られました。本記事執筆時点(2026年7月)では、次回の公募スケジュールは公表されていません。今後の公募の有無や時期は、中小企業庁や事務局の公式サイトで最新情報を確認してください。

申請の流れと採択に向けたポイント

申請のおおまかな流れは、(1) 100億宣言の作成・公表、(2) 5年程度の事業計画書(投資計画)の策定、(3) 公募期間内の申請、(4) 審査(プレゼンテーション審査を含む)、(5) 採択・交付決定後に補助事業を実施、というイメージです。

採択に向けては、「なぜこの投資で売上100億円に近づけるのか」を数字で示せるかどうかが重要です。市場の成長性、自社の強み、投資による生産能力や付加価値の変化、賃上げの計画などを、一貫したストーリーとして事業計画に落とし込む必要があります。投資額1億円以上という規模の計画になるため、金融機関や専門家と相談しながら準備を進める企業が多いのが実情です。

  • 100億宣言と事業計画の準備には時間がかかるため、公募開始前から動き始める
  • 投資の効果(売上・生産性・賃上げ)を具体的な数字で示す
  • 自己負担分(補助率1/2なら投資額の半分以上)の資金計画も同時に固める
  • 審査ではプレゼンテーションもあるため、経営者自身が計画を語れるようにしておく

自社が使える補助金をまとめて確認するには

中小企業成長加速化補助金は魅力的な制度ですが、売上高10億円以上・投資額1億円以上といった要件があり、当てはまる企業は限られます。「うちはまだその規模ではない」という場合でも、ものづくり補助金や新事業進出補助金など、成長投資に使える制度はほかにもあります。大切なのは、自社の規模と計画に合った制度を選ぶことです。

補助金レーダーでは、会社の所在地・業種・従業員数・経営課題を登録すると、自社が対象になりやすい補助金・助成金をルールベースのスコアで一覧表示できます。対象になりそうな制度の確認は無料です。さらに、無料相談から行政書士・社労士などの専門家の紹介まで進めるので、「この制度、うちでも狙えるのか?」という段階からお気軽にご利用ください。

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よくある質問

中小企業成長加速化補助金は、売上高10億円未満の会社でも申請できますか?

2026年7月時点の公開情報では、売上高10億円以上100億円未満であることが要件とされているため、10億円未満の会社は対象外です。ただし要件は公募の回ごとに見直される可能性があるため、最新の公募要領をご確認ください。規模の小さい会社には、ものづくり補助金など別の制度が候補になります。

100億宣言だけ先にしておくことはできますか?

できます。100億宣言は補助金の申請とは別に、専用のポータルサイトで公表する取り組みです。この補助金では申請時までに宣言が公表されていることが要件とされているため(2026年7月時点)、申請を検討している場合は先に宣言の準備を進めておくとスムーズです。

申請すれば補助金は受け取れますか?

いいえ。審査で採択された企業だけが補助を受けられます。1次公募では有効申請1,270件に対して採択は207者と、採択されるのは一部にとどまりました。事業計画の質が結果を左右するため、早めの準備と専門家への相談をおすすめします。

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