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GビズIDプライムの取得方法|補助金の電子申請に必須のIDを解説

補助金の電子申請をしようとして、「GビズIDプライムが必要です」と表示されて戸惑った——そんな経営者・個人事業主の方は少なくありません。GビズIDプライムは、国の補助金の電子申請システム「jGrants(Jグランツ)」へのログインに使う、事業者向けの共通IDです。この記事では、GビズIDの種類の違いから、取得方法(オンライン申請・書類郵送申請)、必要なもの、かかる日数までを順番に解説します。

GビズIDとは?補助金の電子申請に使う事業者向けの共通ID

GビズIDとは、1つのID・パスワードで複数の行政サービスにログインできる、事業者向けの共通認証サービスです。デジタル庁が運営しており、アカウントの取得や利用に料金はかかりません。

補助金との関係で重要なのは、国の補助金の電子申請システム「jGrants(Jグランツ)」へのログインにGビズIDが使われることです。IT導入補助金(2026年からは「デジタル化・AI導入補助金」に名称変更)、ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金といった主要な補助金は、電子申請が基本になっており、申請にはGビズIDのアカウントが求められます。

ポイント

本記事は2026年7月時点の情報にもとづく一般的な解説です。申請方法・必要書類・審査期間などは変わることがあります。手続きの際は必ずGビズID公式サイト(gbiz-id.go.jp)の最新情報をご確認ください。

GビズIDは3種類。補助金申請には「プライム」が基本

GビズIDには「プライム」「メンバー」「エントリー」の3種類のアカウントがあります。どれでも補助金申請に使えるわけではないため、まず違いを押さえましょう。

アカウント種別取得できる人補助金申請(jGrants)
GビズIDプライム法人代表者・個人事業主本人利用できる
GビズIDメンバープライム取得者が従業員用に発行利用できる(プライムの許可が前提)
GビズIDエントリー誰でもオンラインで即日作成可能利用できない

エントリーはすぐ作れる手軽なアカウントですが、jGrantsでの補助金申請には使えません。従業員用のメンバーアカウントも、代表者がプライムを持っていることが前提です。つまり、補助金の電子申請を考えるなら、まず代表者本人が「GビズIDプライム」を取得するのが出発点になります。

取得方法は2つ:オンライン申請と書類郵送申請

GビズIDプライムの取得方法は、「オンライン申請」と「書類郵送申請」の2つです。マイナンバーカードを持っている方は、オンライン申請のほうが早く、書類の準備も少なくて済みます。

オンライン申請(マイナンバーカードを使う方法)

法人代表者または個人事業主本人のマイナンバーカードを使い、オンラインで本人確認を行う方法です。2026年7月時点で、最短即日でアカウントが発行されます(法人の場合、年末年始を除く平日8時〜20時以外の申請では時間がかかることがあります)。

  • マイナンバーカード(本人のもの)
  • GビズIDアプリを入れたスマートフォン
  • マイナンバーカードの署名用電子証明書のパスワード
  • SMS(ショートメッセージ)を受け取れる携帯電話番号

公式サイトの申請ページから手続きを始め、スマートフォンのアプリでマイナンバーカードを読み取って本人確認をします。印鑑証明書などの書類を用意する必要がなく、郵送も不要です。

書類郵送申請(マイナンバーカードがない場合)

マイナンバーカードを持っていない場合は、申請書と証明書類を郵送する方法で取得できます。法人の場合は、法務局が発行した法人の印鑑証明書(発行から3か月以内の原本)と、法務局に登録している代表者印(会社実印)が必要です。個人事業主の場合は、印鑑登録証明書と登録印を使います。

書類が事務局に届いてから審査・発行まで1週間程度かかるとされています。さらに2026年7月以降は、書類郵送申請の審査期間が最大1か月程度に延びる予定と案内されています。補助金の締切が近い場合、書類申請では間に合わないおそれがあるため注意しましょう。

申請の流れと、つまずきやすいポイント

オンライン申請の大まかな流れは次のとおりです。難しい操作はありませんが、入力内容の不一致でやり直しになるケースがあるため、手元に登記情報や本人確認情報をそろえてから始めるとスムーズです。

  • 1. GビズID公式サイトで「GビズIDプライム」の申請ページを開く
  • 2. 法人番号・事業者情報・利用者情報を入力する
  • 3. スマートフォンのGビズIDアプリでマイナンバーカードを読み取り、本人確認をする
  • 4. 審査完了のメールを受け取り、パスワード等を設定して利用開始

つまずきやすいのは、登記上の情報と入力内容のずれ(本店所在地の表記ゆれなど)、署名用電子証明書のパスワード忘れ、SMSを受信できない電話番号の登録などです。マイナンバーカードの署名用パスワードを複数回間違えるとロックがかかり、市区町村の窓口等での再設定が必要になるため、事前に確認しておきましょう。

2026年7月からの注意点:有効期限の新設

これまでGビズIDに有効期限はありませんでしたが、2026年7月以降、GビズIDプライムとGビズIDメンバーに2年3か月の有効期限が新設される予定です。導入日より前に発行された既存のアカウントも、導入日から2年3か月で期限を迎える扱いになると案内されています。

有効期限が切れると一部の操作が使えなくなり、更新手続きには本人確認を含めて最大1か月ほどかかる場合があるとされています。マイページで有効期限を確認できるので、補助金の申請予定がある方は、期限切れで申請が止まらないよう早めの更新を心がけましょう(最新の運用は公式サイトでご確認ください)。

取得は早めに。あわせて「どの補助金が対象か」も確認を

GビズIDプライムは、補助金の締切直前に慌てて取ろうとすると、書類申請では間に合わないことがあります。マイナンバーカードがあればオンラインで早く取得できるため、補助金の活用を少しでも考えているなら、先にIDだけ取っておくのがおすすめです。

そして、IDを用意すると同時に考えたいのが「そもそも自社はどの補助金・助成金の対象になりそうか」です。補助金レーダーなら、会社の所在地・業種・従業員数・経営課題を登録するだけで、対象になりやすい補助金・助成金をルールベースのスコアで一覧表示できます。気になる制度が見つかったら、無料相談から行政書士・社労士などの専門家紹介まで進めます。GビズIDの取得と並行して、申請先の候補を整理しておきましょう。

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よくある質問

GビズIDの取得にお金はかかりますか?

かかりません。GビズIDはデジタル庁が運営する無料のサービスで、プライム・メンバー・エントリーのいずれも取得・利用は無料です。ただし、書類郵送申請の場合は印鑑証明書の発行手数料や郵送費は自己負担になります。

GビズIDプライムの発行までどのくらいかかりますか?

2026年7月時点で、マイナンバーカードを使ったオンライン申請なら最短即日で発行されます。書類郵送申請は書類到着後1週間程度かかるとされ、2026年7月以降は最大1か月程度に延びる予定と案内されています。補助金の締切がある場合は、余裕をもって申請しましょう。

GビズIDエントリーでは補助金の申請はできませんか?

国の補助金電子申請システムjGrants(Jグランツ)へのログインには、GビズIDプライムまたはGビズIDメンバーが必要で、エントリーは利用できません。従業員用のメンバーアカウントも、代表者がプライムを持っていることが前提のため、まず代表者本人がプライムを取得してください。

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