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東北・北陸・信越の灯油補助金(福祉灯油)2026|県・市町村の実施状況と探し方

公開日

結論:東北・北陸・信越の市町村の灯油補助金(福祉灯油)は、2026年10月16日時点では、令和8年度(2026〜27年の冬)分の発表がまだほとんど出ていません。 昨年度(令和7年度)は、青森市・秋田市・奥州市・新潟市などが、住民税が非課税の世帯などに1世帯5,000円〜1万円ほどを支給しました。 昨年度は、案内が届いたのが1月下旬〜3月、締切は2月末〜5月末でした。 この記事では、昨年度の実例と、今年の分を見のがさない探し方をまとめます。

この記事の要点

  • 2026年10月16日時点で、東北・北陸・信越の県・主な市では、令和8年度(2026〜27年冬)の福祉灯油の発表はほとんど確認できません。
  • 令和7年度は、青森市が1万円、秋田市が6,100円、五所川原市・つがる市が5,000円、奥州市が福祉灯油分7,000円、新潟市が灯油分5,000円を、住民税非課税の世帯などに支給しました。
  • 令和7年度の案内の発送は1月下旬〜3月、申請の締切は2月末〜5月末が多く、口座がわかっている世帯は申請なしで振り込まれる例もありました。
  • 国の灯油の補助(2026年10月15日〜21日は1リットル43.0円)は申請がいりませんが、市町村の福祉灯油は多くの場合、案内への返送や申請が必要です。
  • 市町村の福祉灯油の多くは、国の「重点支援地方交付金」や県の補助金を財源にしています。

2026年冬の福祉灯油は、もう発表されている?

2026年10月16日時点では、東北・北陸・信越の県や主な市で、令和8年度分の発表はまだほとんど見つかりません。 昨年度も、多くの市町村は12月〜翌年3月に発表や案内をしていました。

ただし、北海道の千歳市のように、10月1日から受付を始めた市もあります。 寒い地域ほど早く始まることがあるので、住んでいる市町村の発表をこまめに確認してください。

ポイント

この記事は2026年10月16日時点で、市町村の公式サイトで確認できた情報をもとにしています。 令和8年度分の発表を確認できしだい、追記します。 北海道の情報は「北海道の灯油補助金」の記事にまとめています。

昨年度(令和7年度)はどこで、いくら出た?

昨年度は、住民税が非課税の世帯などに、1世帯5,000円〜1万円ほどを1回支給する例が多くありました。 以下は、市の公式サイトで内容を確認できたものです(受付はすべて終了しています)。

市金額(1世帯)主な対象申請・受付
青森市(青森県)1万円住民税非課税の世帯、均等割のみ課税の世帯2026年3月31日で終了
五所川原市(青森県)5,000円世帯全員が住民税均等割非課税の世帯案内は1月下旬。申請は3月6日必着
つがる市(青森県)5,000円世帯全員が住民税均等割非課税の世帯案内は2月上旬。3月31日で終了
秋田市(秋田県)6,100円世帯全員が住民税非課税の世帯申請書は3月2日発送。4月17日まで
奥州市(岩手県)福祉灯油分7,000円(食料品支援と合わせて17,000円)住民税非課税で、高齢者のみ・重い障がいのある人がいる・ひとり親の世帯、生活保護の世帯案内は1月27日発送。3月18日で終了
新潟市(新潟県)灯油分5,000円(水道料金分と合わせて8,000円)住民税非課税の世帯案内は2月13日から。申請は5月29日まで

金額も対象も、市町村ごとにかなりちがいます。 「均等割のみ課税」の世帯を対象に入れる市もあれば、入れない市もあります。

福祉灯油はどうやって受け取る?

多くの市では、対象と思われる世帯に、市から案内の書類が届きます。 届いた書類の種類によって、やることが変わります。

届いた書類やること昨年度の例
「支給のお知らせ」原則、手続きはいりません。口座を変えたい・受け取らない場合だけ連絡青森市・つがる市・奥州市
「確認書」「申請書」必要なことを書いて、期限までに返送秋田市・五所川原市・新潟市
何も届かない転入した人などは、自分で申請が必要なことがある秋田市(転入者は連絡が必要)

つがる市では、市が口座を把握している世帯には、申請なしで2月末に振り込みました。 一方で、締切を過ぎると受け付けない市がほとんどです。届いた書類はすぐに確認しましょう。

お金はどこから出ている?(県・国との関係)

福祉灯油の多くは、国の「重点支援地方交付金」や、県の補助金をお金のもとにしています。 国が自治体にお金を配り、自治体が地域に合った使い道を決める仕組みです。

  • 青森市・五所川原市:国の重点支援地方交付金と、青森県の「灯油購入費助成事業費補助金」を使って実施
  • 奥州市:岩手県の補助(1世帯3,500円)を受けて、福祉灯油を令和3年度から続けている
  • 秋田市:国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を使って実施

内閣府は、令和7年度の補正予算でこの交付金を2.0兆円追加しました。 使い道の例として「灯油購入費の補助事業、燃料券の支給等」をあげています。

国の灯油の補助とは何がちがう?

国の灯油の補助は、石油会社にお金を出して店頭の値段を下げる仕組みで、申請はいりません。 福祉灯油は、市町村が対象の世帯にお金や引換券を渡す仕組みで、多くは手続きが必要です。

国の灯油の補助市町村の福祉灯油
実施するところ国(資源エネルギー庁)市町村(県が一部を補助することも)
対象灯油を買うすべての人住民税非課税の世帯など
金額1リットル43.0円(2026年10月15日〜21日)1世帯5,000円〜1万円ほど(昨年度の例)
手続きいらない多くは返送や申請が必要

資源エネルギー庁によると、10月13日の灯油の全国平均は1リットル142.4円です。 補助がなければ184.8円になる計算で、国の補助が42.4円分おさえています。

今年の分を見のがさないための探し方は?

いちばん確実なのは、住んでいる市町村の公式サイトで「福祉灯油」「灯油購入費」と検索することです。 名前は市町村ごとにちがうので、いくつかの言葉で探してみてください。

  • 市町村の公式サイトで「福祉灯油」「灯油購入費」「灯油 助成」と検索する
  • 毎月の広報誌(市報・町報)の12月〜2月号を確認する
  • 福祉課・地域福祉課などの担当窓口に電話で聞く
  • 民生委員や地域包括支援センターに相談する(高齢者のみの世帯の場合)
  • 案内の書類が届いたら、締切の日付をすぐに確認する

なお、市や県をかたる不審な電話や郵便には注意してください。 五所川原市なども、振り込め詐欺や個人情報をだまし取る手口への注意を呼びかけています。

事業者や農家が使える燃料費の支援はある?

福祉灯油は家庭向けの制度ですが、事業者向けには、燃料費の高騰に対する自治体の支援金や、国の融資・省エネ補助金があります。 詳しくは「燃料費高騰で使える事業者向け支援策まとめ」をご覧ください。

出典・参考にした公的情報

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よくある質問

東北の福祉灯油は2026年もありますか?

2026年10月16日時点では、令和8年度分の発表はまだほとんど出ていません。昨年度は青森市・秋田市・奥州市などが実施し、案内は1月下旬〜3月に届きました。住んでいる市町村の公式サイトや広報誌で確認してください。

福祉灯油はいくらもらえますか?

市町村によってちがいます。令和7年度は、青森市が1世帯1万円、秋田市が6,100円、五所川原市・つがる市が5,000円、奥州市が福祉灯油分7,000円、新潟市が灯油分5,000円でした。

福祉灯油の対象になるのはどんな世帯ですか?

多くは住民税が非課税の世帯です。市町村によって、均等割のみ課税の世帯を含めたり、高齢者のみの世帯・障がいのある人がいる世帯・ひとり親世帯に限ったりします。

福祉灯油は申請しないともらえませんか?

市町村によります。つがる市や青森市のように、口座がわかっている世帯には申請なしで振り込む市もあります。確認書や申請書が届いた場合は、締切までに返送が必要です。

国の灯油の補助金とは別にもらえますか?

はい。国の補助は灯油の店頭の値段を下げる仕組みで、申請はいりません。市町村の福祉灯油は、それとは別に対象の世帯へ支給されるものです。

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