灯油価格の推移と今後の見通し【2026年10月最新】18Lはいくら?いつ下がる?
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結論:灯油の全国平均価格は、2026年10月13日時点で1リットル142.4円です。18L(ポリタンク1つ分)に直すと約2,563円です。 この値段は、国の補助で下がった後の値段です。10月15日〜21日の補助は1リットル43.0円で、補助がなければ約184.8円(18Lで約3,326円)になる計算です。 国は「出口を含めて柔軟に検討する」としていて、補助がいつまで続くかは決まっていません。 この記事では、灯油価格の推移と、これから上がるか下がるかを見るポイントをまとめます。
この記事の要点
- 2026年10月13日の灯油の全国平均価格は1リットル142.4円で、18Lに直すと約2,563円です(資源エネルギー庁)。
- 国の補助がない場合の灯油の全国平均は1リットル184.8円と計算されています(10月13日時点)。
- 2026年10月15日〜21日の国の補助は、灯油1リットルあたり43.0円です。灯油を買う人の申請はいりません。
- 補助が始まる前の2026年3月16日には、灯油の全国平均は1リットル154.1円でした。
- 経済産業大臣は2026年10月6日の会見で、補助について「出口を含め、支援のあり方を柔軟に検討」すると述べています。
灯油は今いくら?(2026年10月13日時点)
灯油の全国平均価格は、1リットル142.4円です。 資源エネルギー庁が毎週調べている全国平均の値段です。
| 項目 | 1リットルあたり | 18Lあたり(目安) |
|---|---|---|
| 今の全国平均(10月13日) | 142.4円 | 約2,563円 |
| 補助がない場合(10月13日) | 184.8円 | 約3,326円 |
| 今週の国の補助(10月15日〜21日) | 43.0円 | 約774円 |
ポイント
18Lあたりの金額は、1リットルの値段に18をかけた目安です(この記事での計算)。 実際の値段は、お店や地域、店頭で買うか配達してもらうかで変わります。
灯油価格はどう変わってきた?(2026年3月〜10月)
灯油は、3月に国の補助が大きくなってから、140円前後で落ち着いています。 主な時点の値段は次のとおりです。
| 調査日 | 灯油の全国平均 | 18Lあたり(目安) | ポイント |
|---|---|---|---|
| 2026年3月16日 | 154.1円 | 約2,774円 | 補助が大きくなる前 |
| 2026年6月ごろ | 140円程度 | 約2,520円 | 補助で値下がり |
| 2026年9月14日 | 140.8円 | 約2,534円 | — |
| 2026年10月13日 | 142.4円 | 約2,563円 | 最新 |
2026年3月11日、政府は中東情勢を受けて、燃料の値上がりを抑える「緊急的激変緩和措置」を決めました。 3月19日からは、灯油にもガソリンと同じ額の補助が出ています。それまでの灯油の補助は、1リットル5円でした。
国の補助は灯油の値段をいくら下げている?
今週(10月15日〜21日)は、灯油1リットルあたり43.0円です。 18Lに直すと、約774円分を国が補っている計算です。
| 期間 | 灯油への補助(1リットルあたり) |
|---|---|
| 2025年5月22日〜2026年3月18日 | 5円 |
| 2026年3月19日〜25日 | 30.2円 |
| 2026年5月28日〜6月3日 | 37.2円 |
| 2026年9月10日〜16日 | 36.0円 |
| 2026年9月17日〜30日 | 51.0円 |
| 2026年10月8日〜14日 | 42.4円 |
| 2026年10月15日〜21日 | 43.0円 |
補助のお金は、灯油を買う人ではなく石油会社(元売り)に払われます。 そのため、灯油を買う人が申請する必要はありません。お店の値段が下がる形で受け取っています。
補助額は、ガソリンの全国平均を170円くらいに抑えるように、原則として毎週決め直されます。 灯油の補助はガソリンと同じ額なので、ガソリンの補助が変わると灯油の補助も変わります。
灯油価格はこれから上がる?下がる?
はっきりした予想は出せませんが、見るべきポイントは3つです。 どれも、灯油の値段を大きく動かす材料です。
1. 国の補助が続くかどうか
いちばん大きいのは、国の補助です。 今は1リットル40円以上の補助が入っているので、補助が急になくなると、灯油は1リットル40円以上上がる計算になります。
2026年10月6日、経済産業大臣は会見で「支援単価や措置の出口を含め、支援のあり方を柔軟に検討してまいりたい」と話しました。 同じ会見で、8月の補助の支出は約1,800億円だったと説明しています。補助を続けるかどうかは、まだ決まっていません。
2. 原油の値段と中東情勢
灯油は原油からつくられます。原油の値段が上がると、灯油の値段も上がりやすくなります。 ただし今は、原油の値上がり分の多くを補助で吸収しているので、店頭の値段はあまり動いていません。
3. ガソリンの目標の値段(170円)が変わるかどうか
補助は「ガソリンの全国平均を170円くらいにする」ように決められています。 2026年7月には、この目標を175円に上げる案が報道されましたが、10月15日からの補助の計算でも目標は170.0円のままです。
もし目標が5円上がれば、補助も5円減り、灯油も1リットル5円ほど上がる計算です。 18Lでは約90円の値上がりになります。
灯油の値上げはいつから?いつわかる?
灯油の値段に大きく関わる国の補助額は、原則として毎週発表されます。 新しい補助額は、発表の翌日の木曜日から使われます。
資源エネルギー庁の全国平均の調査は、原則として毎週月曜日に調べて、水曜日の14時に公表されます。 今後の公表予定日は、10月21日、10月28日、11月5日、11月11日です。
補助がなくなる・減る場合も、多くはこの発表で知ることになります。 冬の前に値上がりが心配な場合は、毎週の発表を確認しておくと安心です。
住んでいる地域の灯油価格はどう調べる?
都道府県ごとの灯油価格は、資源エネルギー庁の「石油製品価格調査」で調べられます。 毎週の「結果詳細版」のExcelファイルに、都道府県別の値段が載っています。
- 毎週の調査:給油所(ガソリンスタンド)で買う灯油の値段。都道府県別に載っています
- 毎月の調査(民生用灯油):ガソリンスタンド以外のお店や、配達で買う灯油の値段。毎月15日に調べ、月の最後の営業日に公表されます
- 次の民生用灯油の公表予定日は、2026年10月30日です
北海道や東北、北陸、新潟などの寒い地域では、配達で灯油を買う家庭も多くあります。 配達の値段は店頭より高くなることが多いので、両方の値段を見比べてください。
灯油代の負担を軽くするには?
国の補助とは別に、市町村が独自に「灯油購入費の助成(福祉灯油)」を行うことがあります。 こちらは申請が必要で、対象は自治体ごとにちがいます。
たとえば北海道千歳市は、2026年10月1日から「あったか灯油事業」の申請受付を始めています。 住んでいる地域で助成があるかは、「灯油の購入費助成」の記事で探し方をまとめています。
お店や工場などで灯油・重油を多く使う事業者は、省エネ設備の補助金や、資金繰りの相談窓口も使えます。 事業者向けの支援は「燃料費高騰で使える事業者向け支援策まとめ」で一覧にしています。