制度を知る

灯油の補助金2026はいくら・いつまで?国の補助と自治体の灯油助成(福祉灯油)【10月最新】

公開日 ·最終更新日

結論:灯油の補助金には「国の補助」と「自治体の灯油助成」の2種類があります。 国の補助は申請がいりません。2026年10月15日〜21日は灯油1リットルあたり43.0円で、終わる日はまだ決まっていません。 自治体の灯油助成(福祉灯油)は申請が必要です。北海道の千歳市・苫小牧市・江別市などが、令和8年度(この冬)の受付をすでに始めています。 この記事では、2026年10月16日時点の最新情報をまとめます。

この記事の要点

  • 国の灯油の補助は、2026年10月15日〜21日が1リットルあたり43.0円です(資源エネルギー庁)。申請はいりません。
  • 灯油の全国平均の値段は、2026年10月13日の調査で1リットル142.4円です。補助がなければ184.8円になる計算です。
  • 国の補助の終わる日は、2026年10月16日時点で決まっていません。経済産業大臣は10月6日、「出口を含め、支援のあり方を柔軟に検討」と述べています。
  • 市町村の灯油助成(福祉灯油)は申請が必要です。千歳市と苫小牧市は令和8年10月1日から受付を始め、1世帯1万円を支給します。
  • 北海道は令和8年度、福祉灯油を行う市町村を支援する事業を経済対策に入れています。

灯油の補助金にはどんな種類がある?

灯油の補助金は「国の補助」と「自治体の灯油助成」の2種類です。 しくみも、申請がいるかどうかも、まったくちがいます。

国の補助自治体の灯油助成(福祉灯油など)
実施するところ国(資源エネルギー庁)市町村・都道府県
お金を受け取る人石油会社(元売り)対象の世帯
申請いらない多くは必要
対象灯油を買うすべての人自治体が決めた世帯(低所得の高齢者世帯など)
内容店頭の値段が下がる現金・灯油券などで支給
今の状況2026年3月19日から続いている令和8年度の受付を始めた自治体がある

国の灯油の補助は今いくら?

2026年10月15日〜21日の国の補助は、灯油1リットルあたり43.0円です。 灯油18L缶1つで約774円分、値段が下がっている計算です。

項目2026年10月16日時点
灯油の補助額1リットル43.0円(10月15日〜21日)
前の週の補助額1リットル42.4円(10月8日〜14日)
灯油の全国平均の値段1リットル142.4円(10月13日の調査)
補助がない場合の値段1リットル184.8円(資源エネルギー庁の試算)
18L缶の値段の目安約2,563円(補助がなければ約3,326円)
申請いらない

国の補助は、正式には「中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」という制度です。 お金は石油会社(元売り)に払われ、そのぶん卸の値段が下がり、店頭の値段も下がるしくみです。

補助額はガソリンと同じで、基本的に毎週見直されます。 ガソリンの全国平均を170円くらいに保つための額が決まり、灯油・軽油・重油にも同じ額が出ています。

ポイント

国の灯油の補助は申請がいりません。 「灯油の補助金を申請しませんか」「手数料を払えば受け取れます」といった電話やメールは、詐欺を疑ってください。

国の灯油の補助はいつまで続く?

2026年10月16日時点で、国の灯油の補助の終わる日は決まっていません。 「打ち切り」が決まったという発表もありません。

ただし、経済産業大臣は10月6日の記者会見で、今後について「支援単価や措置の出口を含め、支援のあり方を柔軟に検討してまいりたい」と述べました。 8月の補助は月平均1リットル23.8円程度、支出は約1,800億円だったと説明しています。

つまり、すぐ終わるとは言えませんが、補助が減ったり終わったりする可能性はあります。 冬の灯油代は、補助が減った場合も考えて準備しておくと安心です。

国の補助の見通しは「灯油・重油の補助金はいつまで?」の記事で、もっと詳しく解説しています。

自治体の灯油助成(福祉灯油)とは?

自治体の灯油助成は、市町村などが冬の暖房代の一部を世帯に支給する制度です。 「福祉灯油」と呼ばれることも多く、低所得の高齢者世帯・障がい者世帯・ひとり親世帯などが主な対象です。

内容はすべて自治体が決めます。 対象の世帯、金額、配り方(現金・灯油券など)、申請の期間は、自治体ごとに大きくちがいます。

多くは自分で申請しないともらえません。 受付期間が短い自治体もあるので、早めの確認が大切です。

令和8年度(この冬)に灯油助成の受付を始めた自治体は?

2026年10月16日時点で、自治体の公式サイトで令和8年度の受付を確認できたのは次の市です。 どれも北海道の市で、10月1日から受付が始まっています。

自治体事業名支給額主な対象申請期間
北海道千歳市あったか灯油事業1世帯1万円市民税非課税世帯のうち、高齢者・障がい者・ひとり親世帯(収入・預貯金の基準あり)2026年10月1日〜2027年2月26日
北海道苫小牧市ぬくもり灯油事業1世帯1万円(年額)65歳以上の高齢者世帯・障がい者世帯で、世帯全員が非課税(収入・金融資産の基準あり)2026年10月1日〜2027年2月26日
北海道江別市年末見舞金(福祉灯油)灯油200L購入相当額など+1万円の上乗せ年間収入が生活保護基準以下で、生活保護を受けていない世帯など2026年10月1日〜11月6日

江別市は申請の締切が11月6日と早いので注意してください。 申請は、住んでいる地区の民生委員に行います。

北海道は、令和8年度の「物価高対応緊急経済対策」に「高齢者等の冬の生活支援事業(福祉灯油事業)」を入れています。 福祉灯油を行う道内の市町村を、道が支える事業です。

北海道の市町村ごとの状況は「北海道の灯油補助金・福祉灯油2026」の記事にまとめています。

まだ発表していない自治体はどうなる?

まだ発表していない自治体でも、これから冬に向けて発表されることがあります。 去年(令和7年度)は、12月や1月に受付を始めた自治体もありました。

去年(令和7年度)の例

自治体内容(令和7年度)申請期間(令和7年度)
北海道旭川市旭川あったかサポート給付金(福祉灯油購入助成金)1世帯1万円2025年12月10日〜2026年2月28日(受付終了)
北海道稚内市福祉灯油支給事業(障がいのある方がいる世帯・ひとり親世帯など)2025年11月4日〜2026年1月30日(受付終了)
山梨県生活困窮世帯等灯油助成券及びお米券臨時配付事業2026年3月27日まで(受付終了)

これらは去年の例で、今年も同じ内容で行うとは限りません。 令和8年度に行うかどうかは、各自治体の発表を確認してください。

住んでいる地域の灯油助成はどうやって探す?

いちばん確実なのは、市区町村の公式サイトと福祉の窓口で確認することです。

  • 市区町村の公式サイトで「灯油」「福祉灯油」「暖房費」「物価高騰 支援」と検索する
  • 都道府県の公式サイトも確認する(北海道や山梨県のように、県が関わる例もある)
  • 市区町村の広報誌(毎月配られるお知らせ)を見る
  • 市区町村の福祉の窓口や、地区の民生委員に聞く

対象の世帯に通知が届く自治体もあれば、自分で申請しないともらえない自治体もあります。 対象かどうかわからないときは、窓口に聞くのが確実です。

会社やお店の灯油代を支援する制度はある?

家庭向けとは別に、会社やお店の燃料費を支援する自治体もあります。 灯油を暖房やボイラーに使う事業者は、こちらも確認しておきましょう。

千葉県いすみ市:エネルギー価格高騰対策支援補助金(令和8年度)

項目内容
対象市内の中小企業者等(令和7年度以前から市内で事業をしていること など)
対象の経費ガソリン・灯油・軽油・重油・LPガス代のうち、事業用で2026年7〜9月に払ったもの
補助額(経費の合計 − 消費税相当額)× 10%、上限20万円
受付期間2026年11月4日〜12月25日

北海道も令和8年度の経済対策で、漁業者の燃油代の支援(漁業用燃油価格対策事業)や、運送事業者の車両維持費の支援を行うとしています。 国の支援策も合わせて知りたい方は、「燃料費高騰で使える事業者向け支援策まとめ」をご覧ください。

出典・参考にした公的情報

自社が対象の補助金、確かめてみませんか

業種・地域・課題を選ぶだけで、対象になりやすい制度を根拠つきで表示。登録・利用は無料です。

よくある質問

灯油の補助金は今いくらですか?

国の補助は、2026年10月15日〜21日が灯油1リットルあたり43.0円です。灯油18L缶1つあたり約774円分にあたります。補助額は基本的に毎週見直されます。

灯油の補助金はいつまでですか?

国の補助の終わる日は、2026年10月16日時点で決まっていません。経済産業大臣は10月6日の会見で「出口を含め、支援のあり方を柔軟に検討」と述べており、今後減ったり終わったりする可能性はあります。

灯油の補助金は打ち切りになりましたか?

2026年10月16日時点で、国の灯油の補助を打ち切るという発表はありません。10月15日〜21日も1リットル43.0円の補助が続いています。

灯油の補助金は申請が必要ですか?

国の補助は申請不要です。石油会社に支給され、店頭の値段が下がる形で反映されます。市町村などの灯油助成(福祉灯油)は、多くの場合申請が必要です。

2026年の冬、自治体の灯油助成はいつから始まりますか?

自治体ごとにちがいます。北海道の千歳市・苫小牧市・江別市は2026年10月1日から令和8年度の受付を始めました。去年は12月や1月に始めた自治体もあるので、お住まいの市区町村の発表を確認してください。

会社やお店でも灯油代の支援を受けられますか?

自治体によっては、事業用の燃料費を支援する制度があります。たとえば千葉県いすみ市は、2026年7〜9月に払った事業用の燃料費(灯油を含む)を対象に、上限20万円の補助を行います(受付は2026年11月4日〜12月25日)。

関連ページ